経営システム工学科を卒業して、いろいろなフィールドで活躍中の先輩へのインタビューです。
経営システム工学科2003年卒 大学院博士課程前期過程 2005年終了
(NTTドコモ勤務) 浦和第一女子高等学校出身
私が大学4年間を過ごすうえで常に心にとどめていたことは「常に好奇心を忘れずになにごともチャレンジしよう」ということです。本学科の講義は「人間に負担の少ない方法は何か?」「どのようなものをつくれば消費者に売れるのか?」など身近な内容を発展させたものが多くあります。そのため私の好奇心は常にかき立てられ、講義にも全力で臨むことができました。
また、休みを利用して海外に行くことも有意義です。私は旅先で知り合った女性を通じて多くのコミュニケーションをとることの大切さを実感しました。私は4年間、学業・語学などに好奇心をもって積極的にチャレンジし、コミュニケーションを通じて自分とは異なる感じ方・考え方に触れることで多くのものを得ることができたと感じています。
経営システム工学科 2004年卒 大学院博士課程前期過程 2006年修了
(NEC勤務) 佼成学園高等学校出身
よく「経営システム工学かでは何をしているのか?」と聞かれることがあります。この質問に関して簡潔に答えるのはむずかしいです。というのも本学科では人間工学や品質管理、理財工学、情報工学、ロボット工学に至るまで幅広い分野を学んでいるからです。学際的な領域であることが大きな特徴であるため、まだ何をやりたいかが見つからない人にとってはやりたいことを見つけられる可能性を秘めた学科と言えると思います。
私は大学での多種多様な授業を通して統計科学の分野に興味を持ちました。データから何らかの結論を出す際にもっともらしい言葉を並べるだけでは相手の理解を得られません。理論的な根拠にもとづいて道筋を立てて結論を導くために必要不可欠な道具となるのが統計学です。
大学院では統計学的な新しい道具を作る研究を行っていました。四年間の大学生活ですが、「これだけは誰にも負けない」という武器を身につけて卒業することが大切だと思います。