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Education Quality Improvement(教育の質の改善活動)

2002年度の意見と学科の対応

区分 卒業予定者からの意見
(主なものを集約したもの)
対応
講義 レポートの書き方、構成の仕方を学べたのはよかったです。 テクニカルプレゼンテーション(2年前期)、経営システム工学実験A(2年後期)、実験B(3年前期)を通して、技術レポートの書き方を身につけてもらえればと思います。実験A、Bでは時間的に一人一人のレポートの添削を行うところまでできていませんが、時間枠を増やす等の検討を行っています。
評価方法が全く分からない講義がありました。講義要項等に書かれているものと実際の評価の違いがある先生がたまにいました。もっと基準を明確にしてください。 講義要項の「評価方法」の欄にできるだけ具体的な内容を記すようにしていきたいと思います。
フィードバックがない、提出物がかえってこないため、できているかできていないかわかりません。 時間的に難しい面もありますが、提出物について議論を講義の中で行う等の工夫をして、結果がフィードバックできるようにしたいと思います
教員との遠距離感があります。 講義中・講義後に遠慮なく、教員に質問をしてください。質問をすることによってコミュニケーションが促進されます。1年次に副クラス担任制度を導入しましたが、学科の教員全員が各自の専門について講義・演習を行うような科目を設けるについても検討したいと思います。
教科書を授業内でほとんど使わないのに、買うべき教科書とされているものが多すぎます。 講義要項の「教科書」と「参考書」の使い分けについて、基準を明確にして教員間で整合を取りたいと思います。
演習・実験 実験の内容は厳しい分、充実していたと思います。 演習・実験はどれだけ積極的に参画するかどうかで成果が大きく異なると思います。できるだけ目的についてわかりやすい説明をするように工夫したいと思いますが、自分自身の問題意識を持って、何故そのようなことをするのかがよく分からない場合には遠慮なく質問してください。
何を目的としてやっているのかわかりませんでした。
毎年同じことをやっているみたいだったので年度ごとに工夫した方がよかった。 毎年は難しいのですが、定期的に見直しを行い、新しい内容をいれていくようにしたいと思います。
卒業研究 つらかったけれど充実していました。実力がついたかどうかわかりませんが、成長できたと思います。 卒業研究には特に時間の枠があるわけではありません。また、あるところまで達成できればそれで終わるというものでもありません。教員は研究の過程でぶつかった障害を乗り越える手伝いはしますが、時間をどれだけかけられるか、どれだけ多くの障害に挑戦できるかは自分次第です。
あまり深くつっこんでやることができなかったのが不満です。卒業研究の期間がもう少し早い時期(3年後期等)からやってもよかったと思います。
先生と身近な存在になれたことがよかったです。 卒業研究のもうもう一つのメリットは、同じ研究室の仲間や先輩、先生と研究の枠にとらわれず話ができることです。大いにこの機会を活用して下さい。
自主的に興味あることをやらせてもらった点はよかったです。配属も自分の希望通りだったので満足しています。 できるかぎり希望の配属になるように調整していますが、一研究室の人数が限られていますのでどうしても希望通りいかない場合もあります。余り特定の分野にだけ固執しないで、広く自分が興味を持てるものを探すのがよいと思います。また、卒業研究の直接の指導教員でなくても、自分の研究内容と専門の近い先生がいれば遠慮せず、質問してください。
先生の専門分野でなかったために十分な指導が受けられなかった点が残念でした。
カリキュラム 様々な分野の勉強ができてよかった。 経営システム工学は横断的な学問分野ですので、他の学科に比べてその全体像を理解するのがむずかしいと思います。様々な機会をつかまえて説明していきたいと思いますが、講義要項の科目体系図、学科HPの学習目標と科目の関連マトリックスなどを参考にそれぞれの科目の位置づけを理解するようにしてください。また、不明な点があれば担当の先生、学習指導委員に遠慮なく質問してください。
途中から応用情報システム系の講義に興味が出て選択授業でいくつか受講できたのでよかったです。
他の学科に比べてやることが明確になっていないように感じました。そのため将来の方向性を考えるのが難しかったです。
科目間のつながりがやや薄い気がします。
経営システム工学実験がよかったです。 現実の実践の場をイメージしながら学習することは経営システム工学においては非常に大切です。実験・演習をカリキュラムに多く取り入れるよう変更していますが、単に参加するだけではほとんど身に付かないと思います。自分で問題意識を持って何の役に立つのか、何故このようなことが必要なのかをつねに考えながら取り組んでください。
授業の分野はよいと思いますが、具体的かつ実践的感覚はあまりありませんでした。時代にあってないと感じる科目がありました。
就職活動期(4年前期)に実験があったことが不満です。 2000年の入学生より実験を2年次(後期)と3年次(前期)に繰り上げました。ただし、このため、十分実験の内容についての事前の予習をしっかりしないとついていけないようになってきています。
もう少し早い段階(1年次等)で専門知識について学びたかったです。 線形代数や微積分などの基本的な知識が身についていないと、統計やORなどを理解することが難しく、これらの基本的な手法を知らないまま様々な応用面をいくら勉強しても具体性がなく本当の意味を理解できないと思います。できるだけ要望に応えるようにしていきたいと思いますが、一つ一つ基礎からつみあげる重要性についても理解してください。
専門科目の選択の幅を広げてほしかったです(コンピュータのしくみ、OS等)。 ここ十年余り徐々に情報教育を充実してきています。今後も、社会のニーズを考慮しながら、カリキュラムの改訂を進めていきたいと思います。
情報処理の基礎的な演習(PC、Windows系ソフト)やプログラム演習の授業を増やしてほしかったです。
カリキュラムの移行期間で、再履修の際に科目名や担当の先生が変わり振りまわされました。 カリキュラムを社会のニーズに合わせるためにはどうしても変更が必要になります。できるだけ急激な変更は避けるようにしていますが、よくわからなくなった場合には、学習指導委員や担当の先生に遠慮なく質問してください。
時間割 1限が8:40は早すぎる。1限に必修などが多い。 2005年度より1時限の開始が9:00になる予定です。
土曜日の必修はつらい。土曜日に一コマというのは効率がよくないように思える。 担当の先生の急病等やむを得ない事情でこのような処置をとることがあります。できるだけこのようなケースが生じないようにしていきたいと思います。
中途半端な空き時間ができてしまうことがあった。
要項・ガイダンス 講義要項が分かりやすくてよかった できるだけ改善していきたいと思います。不明な場合には、担当の教員、学習指導委員に遠慮なく質問してください。
履修要項の卒業要件が分かりにくかった(「〜単位を越えた場合、〜単位まで〜の単位と見なす」 という表現)

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